第11夜「望みの代償(ディール)」
まり亜に付き従う仮面の男の正体は、生き別れとなった零の双子の弟、壱縷であった。 幼い頃から体が弱く零をとても慕っていた壱縷。 しかし、心の奥底には嫉妬の入り混じった複雑な感情が芽生えていたのだった。 まり亜の忠実な僕となっていた壱縷は、零に対する感情を露わにするといきなり零に襲い掛かる!